向かって右側の壁面に刻まれた偈文(詩)は、お釈迦さまの教えの真髄を要約したものである。 諸行無常-この世に存在する全ては常に変化し続け、永遠不滅のものは無い。 諸法無我-生ずること、滅することにとらわれてしまう自分自身の心を滅せよ。 涅槃寂静-形あるものは全て滅びるという事に気づくと、心が静かになれる。 是諸佛教-これが、佛の教えである。
向かって左側には、『華厳経』の最も大事な部分である如心偈の中の一部が刻まれている。 諸佛悉了知 一切従心轉 若能如是解 彼人見眞佛 あらゆる価値観や感性は、その人の心の持ち方によって、いろんなものに変現していく事に気づいた時、その人は真実を見ることが出来るのである。
なおこの壁画の作品は、線刻画は杉本健吉画伯、書は榊莫山師のおふたりの御寄贈によるものである。 .